〔無縁墳墓等改葬〕官報公告の値段はいくらする?

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無縁墳墓改葬に必要な官報

無縁墳墓の改葬をするにはまず無縁墳墓改葬公告が必要です。

無縁墳墓についての説明は↓の記事で解説しています。

〔無縁墳墓とは〕管理料の未払いが続くこと?
無縁墳墓になると改葬される? なかなかお墓参りができない お墓掃除もできてない、墓地があるお寺さんとも連絡が取れていない、などなどお墓と疎遠になるケースが増えています。 行けるのに行かない場合もあるでしょう。 深刻なのは誰も墓地を見る人がいなくなることです。 いずれ...

墓参がない、掃除がなされていない、管理料の支払いが滞ったままの墓地のことを言います。

この公告というのは読んで字のごとく「公に告げる」ことですが、現地での公告と官報公告の2種類があります。

無縁墳墓を改葬するにはこの2種類の公告を行わないといけないのですが、官報公告とは国(政府)が発行している機関誌のことで、毎日発行されています。

一般の方にとって身近なのは株式会社の決算公告でしょうか。

官報公告は少し値が張るという場合はインターネットの自社ホームページなどで公開することも可能ですが(登記が必要)

それ以外には会社同士の合併や解散、破産の時なども官報で公告されます。

今回は無縁墳墓改葬のための官報公告の値段はいくらするのか?という疑問に答えて行きます。

官報販売所で申し込む

無縁墳墓の官報公告はお近くの官報販売所で申し込むことになります。

各都道府県に少なくとも1つはあります。

場所については以下を参照してください。

因みに東京は東京都官報販売所でHPがあります。

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申し込み方法ですが、販売所に持参しなくてもメールやファックスでも受け付けてもらえます。

官報販売所は役所に少し近い仕事内容かもしれませんが、親切丁寧に説明をしてもらえます。

私も電話である官報販売所に問い合わせたことがありますがサービス業に近い雰囲気で接してもらえました。


気になる料金は…

東京都官報販売所での無縁墳墓等改葬の案内を見ると以下の通りです。

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■無縁墳墓等改葬に関する公告

申込
チェック
公告内容 原稿ひな型
ダウンロード
公告方法 根拠法令 公告期限 公告料金(税込)
無縁墳墓等改葬公告

downloadダウンロード

官報

墓地、埋葬等に関する法律5条・15条   1行22字
\3,524×行数

(東京都官報販売所HPより)

1行22字で1行¥3,524です

1行の値段は分かったのですが、では1件無縁墳墓改葬公告があれば何行必要になるのか検証します。

まず、以下に官報公告のひな形になります。

この画像は東京都官報販売所のHPで公開されているものですが全国共通です。

料金についても全国共通です。

東京だから安い、高いということはありません。

最初の103というのは無視していただいて構いません。

無縁墳墓等改葬公告の表題から最後まで16行あります。

その為最低でも

¥3,524×16行=¥56,384

必要となります。

無縁墳墓改葬を2件以上しようとするとこの金額に追加で1行~2行分(¥3,524~¥7,048)の料金が必要になります。

簡単な早見表を作りましたので参考にして下さい。

行数 料金
16行 ¥56,384
17行 ¥59,908
18行 ¥63,432
19行 ¥66,956
20行 ¥70,480
21行 ¥74,004
22行 ¥77,528
23行 ¥81,052
24行 ¥84,576

ここで分かるように、1件のみで申し込みするよりも複数件まとめて公告する方が得です。

大型の霊園であれば2~3年に1回、区画数の少ない寺院境内型墓地であれば10年に1回など、無縁墳墓が発生する確率は区画数が多いほうが高くなりますので区画数と頻度は比例する傾向があります。

特に公営墓地のように安くて人気な墓地は毎年、改葬公告をすることがあります。

料金は宗教法人が負担する?

この官報公告にかかる費用ですが無縁になっていて誰もお参りに来ない、管理料も支払われないのであれば墓地を運営する宗教法人以外は支払する人がいません。

後々、使用者が現れた時には請求できるかもしれません。

しかし、一般的にその可能性は極めて低く宗教法人の負担になるでしょう。

そのようなことを想定した墓地使用規則や墓地使用料、管理料を設定しておく必要があるということになります。

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